手書きで印象が変わる!ロゴ作成で役立つ手書きのテクニック

なかなか良いロゴが作れなくて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そのような方に多いのが、下書きをせずにパソコンでロゴを作り始めるパターンです。ロゴ作成のテクニックが備わっている人やプロのデザイナーであれば、いきなりパソコンで作り始めても良いかもしれませんが、初心者にはハードルが高いでしょう。

そこで今回はロゴ作成に役立つ手書きテクニックを紹介します。

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手書きのラフデザインでイメージを固めよう

ロゴデザインを作成するときの重要なポイントとなるのが、イメージを固めることです。企業ロゴを作るのであれば企業のイメージに合ったロゴデザインを作る必要がありますし、商品ロゴであれば商品のイメージに合ったロゴデザインを作成することが大切になります。

しかし、ロゴのイメージが固まっていないままで作り始めてしまうと良いロゴは作れないケースが多いです。そこで役立つのがラフデザインを描いてみることでしょう。ラフデザインとは大まかなロゴのイメージをイラストにしてみることを指します。

例えば海を連想させるロゴデザインを作ろうとしている場合であれば、サーファーのイラストや魚が泳いでいるイラスト、釣りのイラストなどの様々なイラストが思い浮かべられます。その中から理想的なイラストを見つけるのですが、実際にイラストにしてみなければイメージが固まりにくいと言えます。

そこでラフデザインを描いて、どのイラストがイメージに近いかを判断していくのです。このラフデザインを描くときには手書きが良いでしょう。パソコンでは大雑把なイラストが描きにくく、ラフデザインの作成には向きません。

画用紙を使って手書きで大雑把なイラストを作ることで、良いラフデザインに仕上がります。手書きにすることでラフデザインの書き足しや修正といった作業も行いやすいというメリットが得られます。

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細かい部分までこだわりたい人は手書きでロゴを作成しよう

パソコンでロゴ作成を進めていく人が多いかもしれませんが、パソコンは細かい部分の修正が難しいという難点があります。例えば大きな円を何重にも重ねるようなロゴデザインを作る場合であれば、円を複数描く必要があるのでパソコンの方が向いています。

しかし、複雑なイラストを作る場合にはパソコンは適しません。具体的な例で言えば、小人や小動物、小さい障害物などを何個も描くようなイラストを考えている場合は、パソコンでは作業が難航するケースが多いです。今回の例のようなイラストの場合は繊細な作業を求められる場面が増えるので、パソコンで作業を行う方が効率が下がる可能性があります。

そこで役立つのが手書きです。手書きであれば繊細な作業にも対応できますし、細かい部分のこだわりまで忠実に再現しやすいというメリットが得られます。この細かい部分までこだわったロゴデザインを作るときの注意点として考えられるのが、ロゴが完成したときに細部のデザインが潰れてしまわないようにすることでしょう。

細部のデザインにこだわりすぎることで印刷したときに、そのこだわりが上手く表示されないケースが考えられます。そのようなミスを避けるために、文字やイラストが潰れないような配慮をしながら手書きを進めていくのが大切だと言えます。

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手書きの文字でオリジナリティーを高める

おしゃれな文字やカッコイイ文字で良いロゴを作り上げる人もいるでしょう。パソコンに入っているフォントを使えば、おしゃれな文字やカッコイイ文字を入れることもできます。しかし、パソコンに入っているフォントは誰でも使えるものです。

そのため他の人が作ったロゴデザインに書かれている文字のフォントが、自分のロゴデザインと被ってしまうケースも考えられます。オリジナリティーの高いロゴデザインを作りたいと考えている人にとっては、フォントが被ることも避けたいポイントではないでしょうか。

そこで有効な手段として挙げられるのが、文字を手書きすることです。パソコンで文字を入力するのではなく、自分で文字を手書きすることで他の人と被ることのない文字が書かれたロゴデザインに仕上がります。手書きの文字は人によってクセが異なるため、オリジナリティーの高いロゴデザインを作りやすくなるでしょう。

個性的な文字を手書きできるのであれば、見る人の記憶に残りやすいロゴデザインも作れるかもしれません。

手書きで文字とイラストのバランスを調整する

ラフデザインの段階で行っておくべき手段の1つが、文字とイラストのバランスを調整することです。パソコンで文字とイラストのバランスを調整する人が多いかもしれませんが、手書きで下書きをしている場合はパソコンでバランス調整を行うよりも手書きでバランス調整を行う方が良いと言えます。

手書きでラフデザインを作っている場合にパソコンでバランス調整を行おうとすると、そのラフデザインをパソコンに取り込んでバランス調整を行った後でデザインを印刷する作業が必要になります。手間が増えるのでラフデザインを手書きしている場合は、ラフデザインの段階でバランス調整を行うのが効果的だと言えます。

具体的な話で言えば、文字の配置の調整が重要なポイントとなります。大きな円が描かれているデザインに文字を入れる場合、円の中心に文字を入れるのが良いか、円の外側に入れるのが良いか、円に沿って文字を入れるのが良いかなどのポイントで悩むことが多いです。

そこで円を描いたラフデザインを複数枚コピーして、文字の配置を変えたイラストを作っていきます。実際に手書きで文字を入れていくことで、どの位置に文字を入れるのが良いかが判断しやすくなるというメリットが得られます。

色付けも手書きで行おう

パソコンで色付けを行う人が多いかもしれませんが、それでは味のある色が出せないケースもあります。そこで色付けも手書きで行ってみるのが良いと言えます。色鉛筆やクレヨン、絵の具などを使って手書きで色を付けていくことによってパソコンでは出せないような味わい深いロゴデザインが作れるようになります。

手書きで進めていくことで色付けにムラが出やすくなりますが、そのムラが味わい深いロゴデザインを作るのに役立つことがあります。

手書きでオリジナリティーの高いロゴデザインを作ろう

パソコンでロゴデザインを作っていく方が簡単に作業は進められるかもしれません。しかし、パソコンを使用したロゴデザインは他の人と被る可能性も考えられます。オリジナリティーの高いロゴデザインを作りたいのであれば、手書きの方が良いでしょう。

特に手書きで文字を入れることによって他の人とは被らないロゴデザインが作りやすくなります。